広報南あわじ「市政ひろば」（令和6年2月号）

能登半島地震
トイレカーを被災地へ派遣

１月１日に発生した令和６年能登半島地震の被災地支援のため、１月７日、市が保有する自走式水洗トイレカー１台と職員３人を石川県珠洲市へ派遣しました。
トイレカーは、５つの個室があり簡易水洗式便器（男女別）を備えています。また、車いす利用者やオストメイト（人工肛門・人工膀胱）の人が利用できる仕様で、約700リットルの清水タンクを搭載。約1,000回分のし尿を汚水タンクに貯留することが出来ます。
令和２年度に整備して以降、防災訓練や屋外イベントなどで使用してきましたが、被災地への災害派遣は今回が初めてです。道中、地震による路面の亀裂や崩壊、雪道など、環境が良くない道路状況でしたが、翌日、支援先となる珠洲市に無事に到着し、直ちにトイレの運用を開始しました。トイレカーは、珠洲市内にある被災者を支援する医療従事者の拠点施設に設置しており、被災者の他、多くの支援者にも利用されています。
珠洲市では地震の影響で現在も水道の断水が続いており、南あわじ市からトイレカーが来ることを知った施設責任者からは、「待ち望んでいました。涙が出ます」とおっしゃっていただきました。
当分の間、職員を交代で派遣しています。派遣から戻ってきた職員が被災地支援で得た経験を、来る大災害に備え生かしていきたいと考えています。

能登半島地震緊急支援
南あわじ市は能登半島地震の被災地を応援しています

ふるさと納税での緊急支援を期間限定で受付しています。詳しくは特設サイトをご覧ください。

南あわじ市ふるさと納税特設サイト＜外部リンク＞

問合せ／つながり開発室（電話43-5251）

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問合せ／危機管理課（電話43-5203）

灘黒岩水仙郷リニューアルオープン

12月25日、灘黒岩水仙郷がリニューアルオープンしました。
新しい水仙郷では、施設の２階にイートインスペースを開設。観光客に加え、サイクリストの休憩所としても最適です。また、ベランダと屋上からは、広大な太平洋のパノラマビューと国生み神話で知られる沼島の神秘的な姿を臨むことができます。
今回のリニューアルでは、園内の遊歩道も一新。散策をしながら、可憐に咲く水仙を楽しんでいただけます。
同園の開園期間は2月末ごろまでを予定しています。皆さんのご来園をお待ちしています。
灘黒岩水仙郷について、詳しくは灘黒岩水仙郷ページをご覧ください。