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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和5年4月号)

印刷用ページを表示する更新日:2023年4月1日更新 <外部リンク>

松帆小6年生が瓦ペイント体験
地場産業を身近に感じて

子どもたちに地場産業の淡路瓦を身近に感じてもらおうと3月2日、淡路瓦工業組合の協力のもと、瓦体験工房「安冨白土瓦」(松帆)で瓦ペイント体験が行われました。松帆小学校の6年生約30人が参加し、瓦のキャンバスを彩りました。
児童たちは淡路瓦の紹介を受けた後、ペイント体験に挑戦。好きなキャラクターや動物、卒業を記念するメッセージなどあらかじめ考えてきた絵柄を、約9センチ四方のいぶし瓦に下書きし、アクリル絵の具で色付けしていきました。出来上がった作品は卒業記念品として児童たちに贈られました。
好きなスポーツ団体のロゴマークを描いた中川晟史郎さんは「初めて淡路瓦の話を聞いて、瓦は長持ちすると知った。瓦に絵を描くのは新鮮だった」と話していました。
安冨白土瓦の安冨義和さんは「大人になったとき、淡路が瓦の産地だと周囲にPRしてくれたらうれしい」と期待を込めていました。

南あわじ出土の松帆銅鐸
県重要有形文化財に指定

松帆地区で採取した砂山から発見された「松帆銅鐸」が県の重要有形文化財に指定されました。
松帆銅鐸は平成27年、同地区で採取された砂利の中で見つかった計7点。それぞれの内側に入っていた音を鳴らすための棒である「舌」が組み合わさっています。うち3組6点は、大きい銅鐸の中に小さな銅鐸を収めた入れ子状態で発見されました。
これまで銅鐸と舌が一緒に発見されることは非常にまれでした。一部の銅鐸のつり手部分や舌にはひもの痕跡が残っており、使用状況がうかがえます。また、銅鐸の中に残っていた植物片から年代測定分析を行った結果、紀元前4世紀半ばから紀元前2世紀半ばのものとみられます。銅鐸がまとまって見つかった例では最古級で、埋まっていたときの状況や使用方法の解明につながる点などから、弥生時代の生活を研究する上で貴重な資料として評価されました。
なお、松帆銅鐸全7点は滝川記念美術館「玉青館」で常設展示しています。

スポーツを通じて自主性・公平性を
広田中でアルティメット教室

広田中学校で2月17日、フライングディスクを使うスポーツ「アルティメット」の教室が行われ、3年生50人が参加しました。
アルティメットは、ディスクをパスでつなぎ、相手の陣地でキャッチすることで得点となる自己審判制の競技。一般社団法人日本フライングディスク協会(東京都)と伊藤忠エネクス株式会社(東京都)が、スポーツを通じて子どもたちに自主性や公平性を学んでもらおうと、全国各地で教室を開催しています。生徒たちは、同協会の指導普及員にディスクの投げ方やパスなどを教わり練習した後、4人1チームで試合を実施。走ったり跳んだりしながらパスをつなぎ、爽やかな汗を流しました。

大鳴門橋周辺の交通拠点を担う
「うずまちテラス」完成

鳴門岬駐車場「うずまちテラス」(福良丙)が完成し、3月5日から営業が始まりました。
同施設は、大鳴門橋自転車道の整備を見据え、周遊観光を促進するため自動車や自転車、シャトルバスなどの交通拠点として建設。令和7年春まではリニューアル工事が行われている「道の駅うずしお」に代わり、土産物や軽食を販売します。
建物には淡路瓦やマジョリカタイル、兵庫県産木材を使用。隣接する芝生広場には播磨灘から福良湾までのパノラマの絶景を楽しめるテラスを設けています。営業時間は午前9時~午後5時。木曜日は休み。

福良シャッターアート第4弾
楽しいまちを鮮やかに表現

福良を訪れた観光客を町中に呼び込もうと、地域再生協働員の武政彰吾さんが企画した「福良シャッターアートプロジェクト」。第4弾となる作品が南あわじ市消防団福良第四分団屯所に完成しました。
今回、シャッターアートを手掛けたのは福良出身の藪幸元さん。縦横約2.5メートルのシャッターに約6カ月かけて作品を仕上げました。藪さんは「楽しいまちをイメージし、明るい色で描いた」といい、淡路人形浄瑠璃の人形やハモ、フグなど、まちの魅力が彩り豊かに表現されています。