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広報南あわじ「まちかどトピックス」(令和4年7月号)

印刷用ページを表示する更新日:2022年7月1日更新 <外部リンク>

情感たっぷりの語りで魅了
駒之助さんが南あわじ市で公演

6月5日、女流義太夫として活躍されている竹本駒之助さんによる南あわじ市公演が中央公民館で行われました。
駒之助さんは南あわじ市出身。平成11年に重要無形文化財「義太夫節浄瑠璃」各個認定保持者(人間国宝)に認定されたほか、紫綬褒章や旭日小綬章の受章、文化功労者に選出されるなど、芸術文化分野での功績が高く評価されています。平成30年には南あわじ市名誉市民に選ばれています。
コロナ禍による延期があり、故郷・南あわじ市での公演は約3年ぶりとなりました。公演で披露された演目は「『新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)』野崎村の段」。江戸時代の心中事件を題材にした悲恋の物語を情感たっぷりに語り、聴衆を魅了しました。
また、公演後には、南淡中学校郷土芸能部・三原中学校郷土部・淡路三原高校郷土部の部員らが駒之助さんに質問する時間が設けられました。語りのこつや三味線との合わせ方などの質問に駒之助さんが回答するなど、貴重な機会となりました。

西淡中・松原清掃を前に
チドリから環境問題を考える

海岸付近に生息するシロチドリについて学ぶ勉強会が6月6日、西淡中学校で行われ、全校生徒約180人が参加しました。
シロチドリは全国で減少しており、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧2類となっています。慶野松原では1970年頃に約50羽が観測されていましたが、環境の変化などにより徐々に減少したといいます。
勉強会は、慶野松原の清掃活動を毎年続けている西淡中の生徒らに、環境問題についてあらためて考えてもらおうと「慶野松原盛上げて委員会」が実施。シロチドリの調査や環境保全を行う「淡路島ちどり隊」のメンバーが講師となり、シロチドリの生態や減少した原因などを解説しました。
6月7日には、生徒らが慶野松原の清掃を行い、海岸のごみを拾い集めました。西畠隆晟さん(3年)は「シロチドリのためにも海岸をきれいにして、住みやすくしたい」と話しました。

放課後にさまざまな体験を
アフタースクールで運動教室

放課後に児童らがスポーツや文化などのプログラムを体験する「アフタースクール事業」。同事業の一環として、淡路島を拠点に活動するサッカーチーム「FC.AWJ」の選手らによる運動能力向上教室が、市内各アフタースクールで毎月行われています。
5月23日にはアフタースクール広田で教室があり、児童13人が参加。教室の内容は毎回、トレーナーの森陽幹さんが考えており、この日は「子どもたちのけが予防につながるように」と、膝や股関節を使った運動を行いました。児童らは、佐藤政徳選手と桃井勇輔選手をお手本にしながら、楽しそうに体を動かしていました。

賀集小でNASAアジア代表が講演
宇宙を身近に感じよう

5月26日、賀集小学校で、アメリカ航空宇宙局(NASA)アジア代表のガーヴィー・マッキントッシュさんによる講演会が行われ、同小5・6年生66人が参加しました。
マッキントッシュさんは、在日米国大使館にあるNASAアジア支部で働いています。講演会では、日本人宇宙飛行士やスペースシャトル、有人月飛行計画の「アルテミス計画」などについて話し、児童らは興味津々に聞き入っていました。
参加した児童らは「NASAのことを知ることができて良かった」、「宇宙に行って、無重力を体験してみたい」と話していました。

地元産業がもっと好きになる
倭文小がタマネギ収穫体験

6月9日、倭文小学校2年生と6年生の24人が同小学校近くの農場でタマネギの収穫体験を行いました。
収穫体験は、子どもたちに地元の産業に興味を持ってもらおうと、あわじ島農業協同組合の協力のもと実施。農協職員に収穫方法を教わった児童らは、額に汗を浮かべながら、たくさんのタマネギを収穫しました。
同小6年の大道真愛さんは「はさみを使って茎や根を切るのが楽しかった」と話しました。