広報南あわじ「市政ひろば1」(平成29年6月号）

市政ひろば1

淡路だんじり祭

　市内各地で保存・伝承されてきた布団だんじりと投げだんじりが一堂に会する淡路だんじり祭が４月29日、三原健康広場で開催されました。 　今年は美鼓音や淡路三原高等学校和太鼓部、太鼓衆 甍の力強い和太鼓の演奏にあわせて、各地区の祭礼団が絢爛豪華なだんじりを勇壮にねりながら入場。里深明宏実行委員長の開会宣言で華やかなお祭りがスタートしました。 　お祭りではだんじり唄や投げだんじりの迫力ある投げねり、倭文中学校の音楽部による演奏が披露されたほか、獅子舞が子どもたちにお菓子を配ったり、布団だんじりから紙吹雪が舞ったりと各地趣向を凝らした演出でお祭りを盛り上げていました。 　最後に今年の淡路だんじり祭を最も盛り上げた野原祭礼団に里深実行委員長から優勝旗が手渡され、大盛況のうちに閉幕となりました。

淡路だんじり祭の写真展

　淡路だんじり祭のフォトコンテストが開催され、55点の応募をいただきました。作品は中央公民館で６月27日まで展示されています。ぜひ、ご覧ください。

株式会社パイオニアが市に幼児教育教材を寄贈

　福良地区に工場を持つ株式会社パイオニア（東大阪市）から幼児教育教材（エプロンシアターなど）を市内の保育所・こども園・幼稚園（全20施設）に寄贈いただきました。　エプロンシアターは、保育者らが自らのエプロンの胸当てを舞台に見立て、人形などを使用して物語を演じるものです。今回寄贈いただいた教材は、食育と防災について学べるものとなっています。 　伊加利こども園で５月15日に行われた贈呈式には、パイオニアの野口万由美社長や守本市長らが出席しました。野口社長は「子どもたちは楽しく学ぶことが大切。一企業として、また一人の母親として、役に立つことができて光栄」とあいさつしました。

東大阪市出身・岩本夫婦をゲスト、移住者交流会を開催

移住してきた人や移住したい人を対象に「移住者交流会」が５月13日、慶野松原で開催され、９人の移住者らが交流を深めました。 　ゲストには、今年１月に東大阪市から松帆に移住してきた岩本亀吉きよしさん・幸代さん夫婦。田舎暮らしのテレビ番組を見て、老後は静かな町で過ごしたいと考え、移住先を検討。大好きなハワイの環境に似ている淡路島で、海が近く、夕陽がきれいな場所を選びました。　岩本夫婦は、「ここに移住してきて、自然と人の魅力に惹かれ、住みやすさを実感している。特に、食材が豊富で美味しい。大阪の友人にも伝えたい」と話していました。

空き屋バンクの出張相談会を市内各所で開催

　空き家バンクの出張相談会が４月28日、湊地区公民館で開催されました。 　この制度は、市内にある空き家の売却、賃貸を希望する所有者にご登録いただき、市のホームページや窓口で公開することで、空き家の購入や賃貸を希望する人へつないでいく制度です。 　出張相談会では「家を継ぐ人がいないので、今後空き家になる可能性があり、どうしたら良いか」「短期間借りられる空き家をさがしている」などの相談が寄せられていました。 　担当者は「市内に空き家が増えてきている。これからも空き家の所有者と利用希望者を上手くつなげていきたい。まずは気軽に相談に来てほしい」と話していました。

６月空き家バンク相談会　※相談員：地域おこし協力隊

日時

1. ９日（金曜日）午後１時～４時
2. 18日（日曜日）午前10時～午後４時
3. 23日（金曜日）午後１時～４時

場所

1. 福良地区公民館
2. 美菜恋来屋隣「情報発信拠点施設」
3. 伊加利地区公民館