広報南あわじ「まちかどトピックス」(平成29年6月号）

まちかどトピックス

津井遺族会が忠魂碑を建立

　津井地区出身で明治10年の西南戦争以降の戦争で尊い命を落とされた戦死病者の御霊の平安を祈り、津井遺族会が新しく忠魂碑を建立し、４月11日に開眼法要が行われました。また５月13日には、元のお墓から御霊を抜く墓発遣供養（はかばっけんくよう）も行われました。 　これまでは隆泉寺の裏山にあったお墓は、平成16年の台風23号による大雨で発生した土砂崩れの被害を受けました。また遺族が高齢となったため、お参りし易い場所への移設が望まれていました。同遺族会は長年にわたり移設の検討を重ね、旧津井小学校近くの市有地での建立許可を受けたことから、同遺族会の役員らが中心となり昨年11月から会員に寄付を募集。多くの人たちのご厚意で完成した忠魂碑には、無縁の人たちなども含め、ふるさとのために散華された戦死病者全１０９人の名前が刻まれました。 　同遺族会の庄司好喜会長は「遺族会の皆さんのおかげで念願であった忠魂碑を建立することができ、うれしく思う。多くの人にお参りいただくとともに、戦争の歴史を伝えていきたい」と話していました。

おすすめふるさとマルシェ

　淡路島の食材や観光・文化をPRするため、島内３市合同で５月３・４日の２日間、「まるごとにっぽん(東京都)」に出展しました。 　「まるごとにっぽん」は多くの観光客が訪れる浅草にある商業施設で、施設内には全国各地の魅力あふれるアンテナショップが集まっています。 　今回のイベント「おすすめふるさとマルシェ」には、全国各地から10市・地域が出展。淡路島のブースでは淡路島たまねぎをはじめ、島内の食材や加工品などを販売しました。 　担当者は「淡路島たまねぎをはじめ、知名度（ブランド力）は感じられたが、食材を実際に食べたことがある人は少なかった。淡路島のファンを増やし、購入してもらえる仕組みづくりを検討していく必要がある」と話していました。

「淡路ファームパーク イングランドの丘」多彩なイベントで来園者をおもてなし

　晴天に恵まれた４月２９日～５月７日のゴールデンウイーク。淡路ファームパーク・イングランドの丘では、ヒツジの毛刈りや、タカとの記念撮影、キャラクターショーなどを開催し、家族連れなど39,316人が来園されました。

AWAJI　BEACH YOGA（アワジビーチヨガ）

　近年、注目をあびている屋外でのヨガイベント。自然の中でヨガを行うことで、屋内で行う以上に気持ちを開放することができ、高いリラックス効果が期待できます。 　ヨガインストラクターの資格を持つ地域おこし協力隊の大住隊員は、南あわじ市の自然の良さを発信したいとの思いからヨガイベント「AWAJI BEACH YOGA」を企画。開催場所は日本の夕日百選にも選ばれている慶野松原海水浴場で、日没の約１時間前から行われています。４月～10月までの間に９回開催し、毎回異なる講師を招く、ユニークなヨガイベントとなっています。 　第１回が開催された４月23日は島内外から約30人が参加。波の音を聞きながら、ヨガを楽しんでいました。イベント終了後、参加者らは瀬戸内海にゆっくりと沈みゆく夕陽をいつまでも眺めていました。 ※参加費500円。次回開催の６月18日のみ無料。参加希望者は電話（秘書課 0799-43-5204）でお申込みください。