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広報南あわじ「まちかどトピックス」(平成29年5月号)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>

まちかどトピックス

市内で悲惨な交通事故をおこさせない

4月6日~4月15日 春の全国交通安全運動を実施

春の全国交通安全運動期間中、市や警察、交通安全協会など各種団体で構成する「南あわじ市交通対策協議会」では、市内から悲惨な事故を無くすため、多彩な啓発活動を実施しました。  4月6日、広田中山峠では恒例の街頭呼びかけを実施し、同協議会メンバーのほか、三原中学校郷土部員8人も参加。同部員らは淡路人形の「戎人形」を巧みに操りながら、ドライバーに交通安全グッズを手渡し、安全運転を呼びかけました。  4月10日、志知のマルナカ南あわじ店入口で、画面を見ながら自転車の走行を体験できる「自転車シミュレーター」を設置し、来店した子どもたちに自転車の安全な乗り方を指導。また、同協議会メンバーに吉備国際大学生4人も加え、買い物客らにチラシ等を配布しながら、交通事故防止を呼びかけました。

平家物語の悲話を後世に伝える保存会

伊加利多摩山のお局塚で供養祭

平家物語に謡われる「小宰相の局」の命日とされる4月18日、伊加利多摩山にある「お局塚」で、お局塚保存会が局の供養祭を行ない、関係者約30人が参列しました。  局は、寿永3年(1184)一ノ谷合戦で、夫である平通盛が討ち死にした知らせを屋島に逃げる船上で聞き、悲しみの余り、19歳の若さで船から身を投げました。  同保存会は、この供養祭を毎年行い、局の霊を慰めるとともに、この悲話を後世に伝えています。

「黄檗宗祖隠元禅師一代記」全11点を展示

玉青館で館蔵品展を開催中。7月上旬まで!

現在、滝川記念美術館玉青館では、同館が所蔵する「黄檗宗祖隠元禅師一代記」全11点を中心に、特別展示をしています。  作者の直原玉青画伯は、幼・少年期を淡路島で過ごした後、大阪で画業の研鑽を積みました。東洋画の真髄を極めるためには心の修行が必要だと黄檗宗の僧籍に入り、その後、島内唯一の黄檗宗寺院の国清禅寺(松帆)の住職となり復興しました。  今回の館蔵品展では、江戸時代初期に黄檗宗を日本に伝えた隠元禅師の生涯を水墨で描いたスケールの大きな作品で、画伯の代表作として高い評価を受けています。  同館の福岡学芸員は「墨の濃淡と線の強弱で表現された、迫力ある直原芸術の世界をぜひ多くの人に見てほしい」と話していました。

「風流踊」の文化と歴史をPR

「阿万風流踊保存会展示(大踊小踊)」を開催中

阿万上町地区の氏子によって保存・伝承されてきた国指定重要無形民俗文化財の「阿万の風流大踊小踊」。この踊りの、衣装や道具などを展示する「阿万風流踊保存会展示(大踊小踊)」が淡路人形浄瑠璃資料館で開催されています。  昔、干ばつに見舞われた際に、村人たちが雨乞いをすると、やがて恵みの雨が田畑に降り注ぎ、稲作も順調に生育しました。この踊りは、雨を賜った感謝の意味と、五穀豊穣・郷土繁栄を祈り、神様に奉納されるようになったものです。起源ははっきりしませんが、「大踊」は室町から桃山時代、「小踊」は三味線音楽の影響を受けており江戸時代中頃から踊られていたと考えられます。 同館の岸上館長は「歴史あるこの踊りを多くの人に知っていただきたい」と話していました。展示は8月31日までです。