広報南あわじ「市政ひろば1」(平成29年2月号）

市政ひろば1

夢と希望を胸に輝く新成人

２０１７年南あわじ市成人式が１月８日、文化体育館で開催されました。成人式は、毎年、新成人で実行委員会をつくり、自分たちの手で企画から準備、運営を行うことで趣向を凝らした式典が開かれています。今年は「輝」をテーマに、対象者４７０人中、４２１人の新成人が出席。式典では、中田市長が新成人に「ふるさとである南あわじ市で輝き続けてほしい。夢出せ、知恵出せ、元気出せ」と激励の言葉を贈りました。また、小学４年生が参加する「２分の１成人式」や南あわじ市にまつわるクイズ大会、恩師からのビデオレターの上映が行われ、会場は和やかな雰囲気につつまれました。式典の最後、新成人を代表して、杉本郁弥実行委員長（榎列）は「これまで支えてくださった両親や家族、恩師、地域の方々への感謝の気持ちと、成人としての自覚を忘れず、夢と希望を胸に抱き、逞しく生きていくことを誓います」と挨拶をしました。

廣田証券寄贈の高規格救急車が南淡分署に配備

廣田証券（本社 大阪市）から、淡路広域消防事務組合に寄贈のあった高規格救急車が、南あわじ市の南淡分署に配備されました。洲本市に支店がある廣田証券は、創業99年を迎え、地域貢献活動の一環として救急車を寄贈されました。寄贈の高規格救急車は７人乗り四輪駆動のハイエース車で、防振ベッドや人工呼吸器、血圧・心電図などを監視できるモニターなど、高度な医療機器を搭載しています。12月20日に収受式が洲本市の淡路広域消防本部で行われ、救急搬送件数が本部に次いで２番目に多い南淡分署に配備されることになりました。

柳本一夫さん寄附金で災害パトロール車ほか購入

南あわじ市出身の株式会社マルヤナギ小倉屋の創業者 故柳本一夫さんの妻の綾子さん（本市出身）を通じ、いただきました寄附金により「災害パトロール車」を購入しました。 この災害パトロール車は、四輪駆動車で災害時の迅速確実な現地確認等に活躍いたします。また、パトロール車の他に、発電機と投光器、簡易車両移動装置（６組）も購入しました。いずれも、災害時の対応に必要な機器であり、対災力を強化しました。ご寄附いただき誠にありがとうございました。

参議院選挙時表彰を受賞

昨年７月10日に行われた参議院議員通常選挙において、選挙の適正な管理執行と明るい選挙推進に尽力したことから、南あわじ市選挙管理委員会が総務大臣表彰を受賞しました。さらに、有権者の投票参加の啓発に尽力したことから淡路三原高等学校放送部に兵庫県選挙管理委員会より感謝状が贈られました。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた最初の選挙で、市選挙管理委員会は、淡路三原高校放送部に選挙啓発音声CＭの制作を依頼し、市内ショッピングセンターや高校などで放送を行いました。放送内容には「私たちも選挙に行きます。私たちの声を未来に届けましょう」といったフレーズがあり、初めて選挙に行く18歳ならではのメッセージを込めたものでした。また、パルティやシーパといった商業施設への期日前投票所設置、吉備国際大学生の投票立会人採用など、若者向けの啓発活動や投票しやすい環境づくりを積極的に行いました。

南あわじ市消防団初出式で団員ら心新たに

南あわじ市消防団は年始恒例の「平成29年南あわじ市消防団初出式」を１月８日、三原健康広場で開催し、５４０人の団員が参加しました。この日は雨天のため、体育館で行われ、集まった団員を前に、大谷毅団長は「災害はいつ起こるか分からない。私たち団員は地域と繋がり、減災に向けて地域全体で取り組まなければならない。そのため、これからも市民から信頼される消防団を目指す」と訓示。団員らは真剣な表情で話に聞き入り、気持ちを新たに身を引き締めていました。また、この日は消防活動の功労者らに兵庫県知事表彰や兵庫県消防協会長表彰、市長表彰、団長表彰が贈られました。

市営広田住宅が完成

市営広田住宅の竣工式が１月18日に行われました。広田住宅は「南あわじ市住宅マスタープラン」（平成21年３月策定）に基づき、広田地区内の老朽した市営住宅２団地の集約建替えをするため、平成26年11月から市営広田住宅の整備を進め、平成28年12月に工事が完成しました。住所地は広田中筋２４０番地、２階建て２棟の住宅で、Ａ棟には２ＤＫ８戸、Ｂ棟には２ＤＫ４戸、３ＤＫ８戸と集会所１室を備えています。付帯施設に児童公園や露店駐車場などを整備し、住宅設備では段差の解消を行い、スロープの設置や玄関部に引き戸を採用して、高齢者や障がいのある人にも利用しやすい構造になっています。