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ふれあい市長室(97)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>

 

元気な南あわじづくりに着実に前進


平成25年11月 南あわじ市長 中 田 勝 久


 10月27日、南あわじ市議会議員選挙が執行されました。激戦を勝ち抜かれ、市民から付託されました18名の皆さんに心からお祝い申し上げます。新しく当選されました議員の皆さんと建設的な議論を交わし、元気な南あわじづくりのために共に前進してまいりたいと存じます。
 さて、若人の広場公園整備工事、新庁舎建設工事につきましては、広報紙や新聞でも報道されましたとおり9月8日(日)、9月14日(土)にそれぞれの安全祈願祭・起工式を行いました。準備工事を経ていよいよ本格的な工事に入ります。
 若人の広場は、昭和42年に建設され、当初は多くの入館者がありました。しかし、時間が経過するにつれて戦争に対する意識の低下と施設の老朽化により利用者数が激減し、加えて平成7年の震災の影響などで閉鎖していました。早期の再開が待ち望まれる中、関係各位のご尽力により平成22年度に市が財団から土地・建物を取得、恒久平和を願い誓い合える場所として、また市民や観光客が憩える都市公園として平成27年春の完成に向けて再整備工事を行っています。長年の懸案でありました若人の広場の再整備に向けて、大きく前進することができました。
 新庁舎は、市民に開かれ親しまれる庁舎として若人の広場公園整備工事と同じく平成27年春の完成を目指して工事を進めています。防災面では、防災拠点、災害対策本部拠点として、災害発生後は災害復旧(復興)拠点として大きな役割を果たします。現在、分庁舎5箇所に分散している機能を1箇所にまとめることにより、一元的且つ効率的な行政サービスの提供が可能となります。これにより、市民の皆さんへのサービス向上は勿論、職員の適正配置による組織のスリム化、経費の削減、命令系統の効率化など行財政運営全般に渡って多大な効果が期待できます。併せて市内21箇所に設置する市民交流センターで活発な地域活動を推進するとともに、主な証明書発行などの窓口サービスを提供することにより市民サービスを補完します。市民交流センターにつきましては、全地区への設置に先駆けて本年度から松帆、伊加利、西淡志知、神代、三原志知の5地区でモデル事業を実施しており、検証を行いながら、全地区オープンに向け推進してまいります。
 組織面では、10月1日付けで2人目の副市長として矢谷浩平氏が就任しました。南あわじ市の主要産業である農業、酪農業、畜産業、漁業など第1次産業を取り巻く環境は厳しい状況にあります。しかし、状況を嘆いているだけでは何も変わりません。市の第1次産業における課題解決、そして6次産業化や観光との連携なども含めた更なる発展に向けて農林水産省出身である矢谷副市長の知見・人脈を活かしながら、食の拠点施設整備などの施策にも取り組んでまいります。
 今後も更なる市民サービスの向上と効率的な行政運営を目指して着実に前進してまいります。市民の皆さんにおかれましては市政へ格別のご理解・ご協力をいただきますようお願い致します。

 

南あわじ市議会議員選挙当選証書附与式で挨拶をする中田市長の写真です
▲南あわじ市議会議員選挙当選証書附与式で挨拶をする中田市長