ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地トップページ > 市長の部屋 > ふれあい市長室 > 平成24年度 > ふれあい市長室(88)

本文

ふれあい市長室(88)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>

 キラリと輝き 誇れる南あわじ市に!!

平成25年1月 南あわじ市長 中 田 勝 久


 新年あけましておめでとうございます。市民の皆様方には、輝かしい新春をお迎えになられたこと、慶賀に存じます。
 今年も穏やかな一年であることを祈っております。
 さて、新市が誕生して早や八年が過ぎようとしており、新市としての組織・体系が整ってきたと認識いたしておりますし、ようやく一人立ちが出来るようになったと思っております。国の方では昨年末衆議院の解散で新しい構図が出来上がりました。
 今後は、私達末端の自治体が総ての面で市民の福祉の向上・安心・安全が実感できるよう国・県のご支援をお願いし、進めていかねばなりません。地方分権・地域主権と言われていますが、私達をはじめ市民全員が一致団結して南あわじ市の構築、創造に取り組まねば、今日的課題の解決や前進はありません。
 私も新市誕生から市長として二期八年間、市の一体化、諸施策に一生懸命取り組んでまいりましたが、そう簡単には事業展開ができたとは思っておりません。振り返ってみますと、行政情報の一体化、テレビの難視聴地域の解消には大きな成果が出たと思います。ケーブルテレビの早期の整備が良かったと思っております。その他、小中学校舎等の耐震化100%完成、農漁業の振興・活性化策、保育料第二子以降無料化、職員定員適正化、行財政改革による財政健全化が進み、合併時の起債総額(450億円)が平成23年度末では起債残が(370億円)と約80億円減らすことができました。東南海・南海地震の津波対策も避難路整備・防潮堤の嵩上げ、水門陸閘自動閉鎖、等々取り組んできました。
 これらのソフト・ハード事業を礎にして次なる南あわじ市の発展を積極的に進めなければなりません。
 今、平成25年度の主要施策の策定に各部局で真剣に取り組んでおり、平成24年12月中にほぼ新年度概要予算の事業・金額も含めた案の策定を済ませました。
 特に、重点的な考えとしては、やはり東南海・南海トラフの地震・津波対策であります。これまで避難マニュアル・ハザードマップの作成や、避難路の整備として街路灯(ソーラー)整備、福良・阿万地区での防潮堤の嵩上げ強化整備を進めてまいりました。平成25年度より新たな事業調査をお願いしてまいります。
 次には、産業、経済、人材育成が期待される吉備国際大学地域創成農学部の開設であり、可能な限り連携をしてまいります。四年後には約300人近い若者が南あわじの農業・酪農・畜産・漁業を学び、南あわじの活性化、振興の応援隊として頑張ってくれるものと期待しております。
 また、行財政改革を今後も積極的に進めるため、新庁舎での効率化・能率化を目処に、事務事業と職員の資質アップ、サービス業精神の徹底・実施に取り組み、市民の高い評価を頂けるよう今年から計画を進めてまいります。
 市民の皆様方のご指導・ご鞭撻をお願い申し上げ、新年のご挨拶にかえさせていただきます。