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ふれあい市長室(87)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>


要望書を知事に提出


平成24年12月 南あわじ市長 中 田 勝 久


 先般、井戸知事及び県幹部職員の方へ平成25年度予算に反映するよう各種事業に関する要望書を提出いたしました。
 特に南海トラフ巨大地震を想定した防災対策が重要です。防災に対する意識づくりや体制づくりなどと併せて、いち早く避難するための避難路整備、津波の遡上対策が必要です。また、低地帯における水害対策は、地域にとっての最重要課題であり、合併後策定した三原川水系河川整備計画に基づく事業や海岸浸食・越波・高潮対策を着実に進めるよう要望しております。
 一方、人口減少、少子高齢化を食い止めるためには、産業を活性化しなければなりません。平成26年度から神戸淡路鳴門自動車道通行料が全国共通の料金水準の導入をめざすとしていますが、確実に実現させ交流人口の増大や輸送コストの低減等に繋げ活力を生み出すようお願いしております。また、まるごと淡路島食の拠点施設整備により全国に誇れる地域産業や郷土文化をより一層アピールし、平成25年4月に開学する大学地域創成農学部との連携を深め農業振興や6次産業化への支援を要請しております。
 生産基盤整備においては、緊急ため池整備事業の継続や有害鳥獣対策をお願いし、生活環境の改善においては、県道「阿万福良湊線」の整備、離島航路に対する支援、学童保育の充実などの少子対策、若人の広場の公園化支援について等多数の案件を要望しました。
 要望するだけが実現への道ではありません。自らも努力し行動しそして知恵を出し元気を出してこそ前進するものと確信しております。一つ一つの事業を着実に粘り強く実行に移し積み重ねることこそが夢を実現させる道だと考えております。
 国内外の不安定な情勢や人口減少・少子高齢化など、課題は数多くあります。しかし、南あわじには優良な特産品や歴史文化、自然景観や風土、人材に至るまで、すばらしい素材や資源が沢山あります。市民の皆様におかれましては、南あわじ市の能力や将来への可能性を最大限に引き出すため、共に頑張りましょう。