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ふれあい市長室(85)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>


南海トラフ地震 内閣府が地震被害想定を発表


平成24年10月 南あわじ市長 中 田 勝 久


 8月29日、内閣府から南海トラフで想定される最大の地震が発生した場合、南あわじ市では「震度7」、「1メートルの津波が約39分後」に到達し、その後「最大9メートルの津波」が襲来するという想定結果が公表されました。
 この想定結果につきましては、発生しうる最大クラスの地震・津波を推計したもので、次に発生する地震・津波の予想ではありません。
 兵庫県においては、詳細に再度検証し、市内の津波による予想浸水区域を推計します。南あわじ市はその結果を基に津波ハザードマップ(津波による浸水区域及び浸水深)の作成や地域防災計画の修正に取り掛かり、市民の皆様方に早急に公表するよう考えております。
 市民の皆様方には、地震が発生すれば、何よりも「いち早く高台へ逃げる」、「逃げる時は周囲の方々に大きな声をかけながら避難を促す」、「率先避難者」として、躊躇している方々が早く避難行動ができるよう日頃からお互い心がけていただきたいと思います。
 先月の9月1日、福良地区において兵庫県内では初めての試みで夜間の避難訓練を実施していただきました。
 福良地区の地域で定めた一時避難場所へ避難する訓練でしたが、参加者の方々はそれぞれ非常持出し品をリュックに入れ約1,000人の方々が参加されました。これも地域の方々の防災意識の高まりの表れと思っております。
 南あわじ市としましては、今回の発表を受け早急に避難路の整備をはじめ防災対策をこれまで以上に積極的に進めてまいります。
 次に、8月5日兵庫県消防学校で県消防操法大会が開催され、ポンプ車の部で神代第1分団が優勝、小型ポンプの部で賀集第1分団第1部が第3位という素晴らしい成績を収められました。神代第1分団は10月7日東京臨海広域防災拠点において全国大会に出場することになっております。
 日頃の消防団の活動と大会出場への訓練に感謝と敬意を表します。好成績を期待いたしています。


南あわじ市消防団神代第1分団を激励する中田市長の写真です
▲南あわじ市消防団神代第1分団を激励する中田市長(上段中央)