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ふれあい市長室(134)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>
 

市内各地で総合防災訓練を実施


 

平成28年12月 南あわじ市長 中 田 勝 久

    画像 全国漁港漁場大会
 去る10月27日、公益財団法人日本離島センターの理事会、公益社団法人全国漁港漁場協会の理事会と全国漁港漁場大会に出席してまいりました。日本離島センターでは、事業の一環として一般社団法人日本損害保険協会のご厚意と消防庁のご配慮により、昭和57年度から毎年全国の離島地域に小型動力ポンプ付軽消防自動車を寄贈されており、大変うれしいことに今年は沼島が選ばれました。関係者の皆さんに深く感謝を申し上げます。
 また、全国漁港漁場大会では「災害に強い漁業地域づくりのための漁港施設の防災・減災対策」を含む来年度事業と予算要求について決議してまいりました。加えて、永田県議会議員が会長を務める兵庫県水産振興議員連盟役員の先生方にもお会いし、災害に強い漁港・魚村の地域づくりを推進するため、要望書を手渡し、意見交換をしてまいりました。
 さて、11月13日には近い将来に発生が危惧される南海トラフ巨大地震に備え、南あわじ市総合防災訓練を実施しました。メイン会場の福良小学校では大勢の方々にご参加いただき、起震車体験や防災講演会など防災学習のためのプログラムが行われました。また各自治会でもそれぞれの実情にあった訓練を実施いただき、関係者の方々、参加者の皆さんに感謝申し上げます。市民の皆さんにはこれからも災害を正しく恐れ、備えていただきますようお願い申し上げます。
 今年は南あわじ市が兵庫県の防災訓練のメイン会場でもありました。井戸知事にもお越しいただき、福良湾での海上自衛隊及び兵庫県警による洋上救助訓練を共に視察と、福良港湾口防波堤の設置について説明させていただくとともに早期完成をお願いしました。さらに防災訓練の翌日には、「平成29年度兵庫県予算編成に向けた要望書」を、洲本市長、淡路市長とともに井戸知事に手渡してまいりました。私からは防災・減災対策や昨年発生した玉ねぎのベト病対策などについて要求内容を説明させていただきました。
 昨年10月1日を基準日に実施された国勢調査の確定値が10月末に公表されました。南あわじ市においては前回調査(平成22年)より2922人減り、4万6912人となりました。人口減少に対しては、少子対策や移住定住促進などの施策を講じておりますが、すぐに結果が表れるものではございません。今後も南あわじ市の持続的な成長のため、さまざまな施策に粘り強く取り組んでまいります。どうぞ市民の皆さんのご理解・ご協力をお願い致します。