ふれあい市長室(131)

勇躍挑む選手たちの活躍を期待

平成28年9月　南あわじ市長　中　田　勝　久

   　
　ブラジルのリオデジャネイロでオリンピックが開催され、17日間の熱い戦いが繰り広げられました。日本人選手の大活躍に、私だけでなく、多くの方々が夢や元気を与えてもらったことと思います。引き続き開幕するパラリンピックでは、柔道男子１００kg超級に北阿万出身の正木選手が出場します。前回大会に続いてのご活躍を祈念しております。
　さて、夏休み期間中は様々な大会が多く開催される時期であります。７月には第32回わんぱく相撲全国大会や全国高校ウエイトリフティング選手権、２０１６ビーチバレージャパン女子ジュニア選手権大会に出場する選手達が、８月にはＮＰＢガールズトーナメント２０１６（女子児童軟式野球全国大会）や全国中学校柔道大会、日・韓・中交流競技会（重量上げ）の選手達が私のところを訪問し、力強く意気込みを語ってくれました。さらに第88回選抜高校野球大会に出場した村上選手も報告に訪れてくれました。市内出身の選手の活躍は大変喜ばしく、今後のご活躍を楽しみにしています。
　また、８月６日には南あわじ市の未来を担う子ども達に政治や行政に関心を持ってもらおうと、市議会が主催する「第２回南あわじ市子ども議会」が開催され、私もお招きいただきました。市内各小学校の代表16名の子ども議員の皆さんの、市の少子高齢化問題や安心・安全な街づくりなど、子ども目線で現状と課題をとらえたするどい質問に大いに感心させられました。　
　８月７日には、南あわじ市消防団神代第１分団が三木市の兵庫県広域防災センターで開催された兵庫県消防操法大会に淡路地区代表として出場し、見事優勝されました。仕事を終えての夜間や休日に厳しい練習を重ねてこられた選手の皆さんのキビキビとした正確な動作に、感心しながら、また大変誇らしく拝見させていただきました。10月14日に長野県で開催される全国消防操法大会での大いなる活躍を期待しております。
　終戦の日にあたる８月15日、行政関係者のほか、国・県・市議会の先生方や市遺族会、各種団体、教育関係の方々、そして地元の南淡中学校の生徒など約60名の方々にご参列いただき、若人の広場公園で「平成28年度南あわじ市戦没学徒追悼献花式」を開催させていただきました。献花式では戦没学徒への追悼の誠を捧げるとともに、戦争の悲惨さと平和の大切さを次の世代に確実に伝えていくこと、また誰もが安全で安心して暮らせる街をめざし、防災・減災に取り組むことをお誓いしてまいりました。
　残暑の厳しい日が続いています。市民の皆さんにはくれぐれもご自愛いただきますとともに、より一層施策へのご理解・ご協力をお願い致します。