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ふれあい市長室(127)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>

災害に強い南あわじ市をめざして

平成28年5月 南あわじ市長 中 田 勝 久

    
 4月14日に熊本県内を震源とする最大震度7の巨大地震が発生し、その後も震度6や5の余震が頻発しています。16日の未明には南あわじ市でも震度3の地震が観測されましたが、幸いにも影響はありませんでした。地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々へ心からお見舞い申し上げます。
 近い将来に発生が懸念される南海トラフ巨大地震。本市においても推定震度6弱~7、地震による津波は最高水位が8・1メートルと想定されています。市では「もしもの備え~あなたとつくる防災ブック~」を作成し、昨年12月に自治会を通じて配布させていただきました。市民の皆様には、ぜひこの防災ブックをご活用いただき、いざという時に備えて避難所の位置やご家族の連絡先、非常持出品などを今一度ご確認いただきますようお願い致します。画像 防災ベッド・防災シェルター
 また市では昭和56年5月以前に建てられた住宅の無料耐震診断を実施しているほか、県とも連携し地震により倒壊した建物から身を守ってくれる防災ベッドや防災シェルター設置費の補助を実施しています。さらに兵庫県が策定した津波防災インフラ整備計画の重点地域に指定されています福良港、阿万港、沼島漁港の整備につきましても、国・県と強力に連携しながら災害に強いまちづくりを推進してまいります。
 さて、本市では平成22年4月の消費生活センター設置以降、消費者を狙った犯罪、消費者トラブルなどを未然に防止するための啓発活動や公開講座を実施してまいりました。今後も消費者や事業者、行政がそれぞれの強みを活かし、「安全・安心な社会に一億総活躍」の実現に向け、消費生活センターの充実を図ってまいります。市民の皆さんにおかれましては、市や警察などから情報提供させていただきます内容には十分ご注意いただきますようお願い致します。
 今年度は地域(地方)創生スタートの年であります。「まち・ひと・しごと創生総合戦略」も動きだします。先人達が築いてきた「ふるさと南あわじ」の、更なる未来を見据えて職員一丸となり目標に向かって着実に前進してまいります。市民の皆さんのご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。