ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地トップページ > 市長の部屋 > ふれあい市長室 > 平成26年度 > ふれあい市長室(107)

本文

ふれあい市長室(107)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>


交流の拡大と南あわじファンづくり
 


平成26年9月 南あわじ市長 中 田 勝 久


 8月11日、国際姉妹都市提携を結んでおります米国オハイオ州セライナ市を訪問していた南あわじ市海外学生派遣団13名(学生10名、引率者3名)の帰国報告会がありました。毎年、受入と派遣を交互に行っており、今年は7月24日から8月3日までの11日間の日程でホームステイを中心とした中身の濃い国際交流が行われました。参加者からは「異文化体験によって視野が広がった」や「海外で体験した様々な経験を今後に生かしたい」、「また早くアメリカに戻りたい」などの感想が聞かれました。いきいきと感想を語る学生の皆さんに頼もしさを感じるとともに今後の飛躍をおおいに期待したいと思います。
 さて7月22日には、「(仮称)あわじ島まるごと食の拠点施設」の管理運営予定会社である「あわじ島まるごと株式会社」の創立総会・取締役会が開催されるなど、来年3月の淡路花博2015花みどりフェアに合わせたオープンに向けて、準備が加速してまいりました。全国農業協同組合連合会をはじめとするJAグループに資本参加をいただいた全国的モデルとなる取組みです。生産者研修会にも250名の参加があり生産者の皆さんの熱意を間近で感じました。南あわじ市のみならず、淡路島全体の生産者、生産団体が一丸となった一年を通して安全・安心な地元産品を提供する取組みが、全国へ南あわじ・淡路島産品のファン拡大、第1次産業を核に地場産業や観光と連携した地域の活性化、そして南あわじ市の飛躍につながると確信しています。
 また、先日吉備国際大学で「南あわじのタマネギはからだに大変いいです」と題した研究発表を含む「健康増進シンポジウム」が開かれ、多くの市民の方々にご参加いただきました。タマネギの外皮に含まれる成分の健康増進機能について説明されるなど、南あわじ市産品の代表である淡路島タマネギの機能性についての研究発表がありました。大学連携によって地域産品の機能性などを研究・発表していただく。このことは産地間競争を勝ち抜いていく大きな武器になっていくものと思います。
 天候不順により中止や縮小されたものもありましたが、今年の夏も様々なイベントが市内で開催されました。9月15日には「アワいち」でおなじみの淡路島ロングライド150が2000名の島内外からの参加と多くのボランティアの皆さんのご協力を得て開催される予定です。リピーターも多いこの大会、暑い時期ではありますが、温かいおもてなしでお迎えしたいものであります。
 今後も飛躍する南あわじを目指して取り組んでまいります。残暑厳しい時節、市民の皆さんにおかれましては、ご自愛いただきますとともに施策へのより一層のご理解、ご協力をお願い申し上げます。


第7回南あわじ市学生海外派遣団から報告を受ける中田市長の写真です
 ▲第7回南あわじ市学生海外派遣団から報告を受ける中田市長(中央)