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ふれあい市長室(104)

印刷用ページを表示する更新日:2018年4月1日更新 <外部リンク>


有難や、南あわじ市!!
 


平成26年6月 南あわじ市長 中 田 勝 久


 沼島で「鱧(ハモ)供養祭」、福良で「べっぴん鱧まつり」が行われますと、いよいよ「鱧」が旬の時期に入ってまいります。甘味のある淡路島たまねぎは鱧すきとの相性が抜群です。ほかにも、南あわじのとれたて野菜や海産物など地元の「おいしさ」が集結した「南あわじ直販フェア」や西宮市で行われた「南あわじ&西宮とれとれ市」などが多くの人でにぎわいました。島内に限らず多くの方が、南あわじの魅力に触れ、味わっていただいていることは大変うれしい限りです。
 報道では、今年のゴールデンウィークに明石海峡大橋を渡った車の台数が昨年比4%増の約64万5千台とのことでした。市内でもゴールデンウィーク後半の淡路ファームパークイングランドの丘の入場者数が、昨年同期比18%増の約3万6000人であったとのことです。早速、明石海峡大橋の通行料金が本年4月から値下げされた効果があったのではないかと喜んでいます。今後も更なる料金低減化に向けて努力してまいります。
 来年には淡路花博2015花みどりフェアが3月21日(土曜日)から5月31日(日曜日)まで開催されます。メイン会場は淡路夢舞台と国営明石海峡公園(淡路市)ですが、市内でも淡路ファームパークイングランドの丘がサブメイン会場となります。さらに、開催に合わせ、あわじ島まるごと食の拠点施設(仮称)のオープンも予定しており、より多くの方々に淡路島、南あわじ市を訪れていただける絶好の機会になると期待しています。
 さて、先日の日本創成会議・人口減少問題検討分科会の提言で、全国市区町村別の将来推計人口が発表されました。それによると、非常に厳しい条件で算出した推計値とはいえ、南あわじ市でも人口移動が止まらない場合、2040年の人口が3万1551人になるとの試算がありました。南あわじ市は早くから少子対策に取り組んで来た結果、減少率は島内の他自治体との比較では緩やかですが、警鐘として受け止め、今後も積極的に少子化対策をすすめてまいります。
 少子高齢化時代の定住人口減少は避けられません。一つの対応として、交流人口を増やすことも必要です。少子対策と観光振興は全く別物のようですが、地域が活性化するためには、交流人口が増えること、賑わいのあるまちづくりが必要です。食の拠点施設についても、農水産業と観光を結びつける拠点になると確信しています。有難いことに、吉備国際大学の教員・学生の皆さんも一緒になって地域活性化、交流人口増に協力していただいています。市民の皆さんにおかれましては、施策へのより一層のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

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