2017年11月17日更新
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遺跡の現地説明会を開催しました
木辺遺跡の現地説明会
南あわじ市神代国衙から賀集立川瀬にかけて広がる木辺(キベ)遺跡で、発掘調査の現地説明会を開催しました。
ここでは古墳時代(5~6世紀)の水辺の祭祀跡や、奈良時代(8世紀)の役所と考えられる掘立柱建物が発見されました。
近くには推定南海道や大日川があり、川と陸の交通の要所であったと考えられます。
天気もよく、たくさんの見学者でした。
須恵器や土師器、製塩土器、祭祀道具である滑石製品が出土しました。
大宝律令以降の淡路国は、南北に「津名郡」と「三原郡」の2つの大きな行政区画があり、三原郡は「倭文(しとり)・幡多・養宜(やぎ)・榎列・神稲(くましろ)・阿万・賀集(かしお)」の7つに分かれていました。古代の地名が今も残っている貴重な地域です。