本文
政務活動費収支報告書(令和4年度)
会派名 : 南あわじ市公明党
金額 |
摘要 |
|
---|---|---|
政務活動費 |
150,000円 |
金額 |
摘要 |
|
---|---|---|
調査研究費 |
86,238円 |
|
研修費 |
0円 |
|
広報広聴費 |
0円 |
|
要請・陳情活動費 |
0円 |
|
会議費 |
0円 |
|
資料作成費 |
0円 |
|
資料購入費 |
19,250円 |
|
事務費 |
13,629円 |
|
計 |
119,117円 |
残額 30,883円
長野県安曇野市 10月19日(水曜日)
(内容)
安曇野市は養蚕業の盛んな地域であったため、桑畑が多くあった。しかし、養蚕業の衰退とともに桑畑は人の手が入らず、林野化がすすみ、荒廃地となっていた。そこで、明花地域の農業委員会を中心に官民の協力の下、「明花地域の農業を守る会」を結成し、林野化した桑畑の再生事業に取組んだ。当初(平成25年)は65アールからスタートし、平成29年度までに10haの再生事業に成功した。ワイン用ぶどうの苗木8000本余りの植え付を実施し、事業開始後4年目で20tの収穫を実現した。また、ワイナリー免許を取得する農家も誕生し、天王原ワイン用ぶどう産地形成に向けての大きな一歩を踏み出している。
(今後の課題)
平成30年に北アルプス・安曇野ワインバレー特区が認定され、特区に基づく新しいワイナリーが再生地の近隣に設立された。新しいワイン用ぶどうの産地形成・6次事業化を進めていこうとしている。課題として、整備した土地の水路や出水・防災対策などにしっかり取り組んでいく必要がある。また、安定した農地の賃貸借の推進を挙げられていた。大掛かりで、長期にわたる事業には、強いリーダーシップが求められる。リーダーの育成とリーダーを支えるメンバーのチームワークが特に必要であると感じた。
長野県小諸市 10月19日(水曜日)
(内容)
人口減少に伴う市街地の活性化や施設の有効利用・経費の削減のために小諸市においては、コンパクトシティへの取り組みを進めている。その結果として、市街地の人口密度についてはまだ目立った変化はないが、旧の町屋や空き家を利用した新規出店が移住者や民間事業者の中にみられるようになった。
また、小諸市でも、鳥獣による被害は年々増加している。その対策に取り組んでいるが、現状は鳥獣による被害額の増加より、対策費の増加が上回る状況にある。この厳しい状況に対処するために捕獲したシカを利用して、ジビエペットフードを生産・販売する野生鳥獣商品化事業に取組んでいる。
(今後の課題)
コンパクトシティについては、地方自治体の歴史や周辺地域との関係などに影響されるため、課題は多い。小諸市では、市民がよく利用する施設を中心街に集めるが、他の地域からの市街地への移動手段を整備している。この取り組みについては南あわじ市でも考えていくべきではないかと思う。また、野生鳥獣害商品化事業では、一頭当たりの処理費用に2万円程度かかる。その金額を上回る収入がなければ赤字になる。商品の高付加価値化を考えていかなければならないとのことである。
長野県長野市 10月20日(木曜日)
(内容)
全国市議会議長会研究フォーラムに参加し、デジタル化による議会と市民との新たなコミュニケーションの可能性について、討論会が行われた。オンライン委員会を実施している取手市議会、オンラインを利用して議会報告会を実施した可児市、議会のICT化・ペーパーレス化を目指す西脇市などの取り組みが発表された。取手市では、本会議の3~4日前にオンラインで、議案の事前説明を行うまでデジタル化が進んでいる。
(今後の課題)
南あわじ市でも議員一人一人にタブレットが配布され活用が始まったところである。タブレットを使って何をやっていくのか議員全員での目標の共有を図る必要があると感じた。