南あわじ市市勢要覧 2018
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高さ21.7mの朱塗りの大鳥居は、日本三大大鳥居の一つといわれています。高さ約30mを誇る上立神岩。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二神が、おのころ島に降り立ちそこに建てた「天の御柱」と見立てられています。特集3日本遺産国生みの島・淡路〜古代国家を支えた海人の営み〜灘の沖4.6kmにある、周囲10kmの孤島。神々がつくった最初の島という伝説が残っており、海岸には多くの奇岩が点在しています。沼島そびえ立つ自凝島神社の大鳥居360度体験!魅力あふれるまちづくりⅢ国生み神話神代の昔、天上に住む神々が相談し、国をつくることになりました。「下界をつくり固めよ」という天つ神の命令を受けた伊弉諾尊と伊弉冉尊の二神が天の浮橋に立ち、天の沼矛で青海原を「コヲロ、コヲロ」とかき混ぜました。すると矛先から潮がしたたり落ち、重なり積もっておのころ島ができました。二神はこの島に降り立ち、夫婦となって日本の国土をつくり、多くの神々を生み出したのでした。あめいざなみのみこといざなぎのみことあめぬぼこうきはし朱塗りの大鳥居が目を引く自凝島神社は、国生み神話に登場する「おのころ島」と呼ばれ、古くから崇敬されてきました。周辺には、葦原国(あしはらのくに)などの神話伝承地が残されています。自凝島神社と国生み神話伝承地おのころじま国生みのまちぬしま28

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