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木造阿弥陀如来坐像(もくぞうあみだにょらいざぞう)

更新日:2021年7月1日更新印刷ページ表示
阿弥陀定印を結ぶ円行寺庵の阿弥陀如来坐像

区分

市指定

分類

有形文化財

種別

彫刻

指定年月日

平成16年11月3日

所有者及び管理者

円行寺庵

所在地

南あわじ市市円行寺

時代または年代

室町時代

備考

大きさ:高さ80センチメートル

内容

  ひざうえ定印じょういんむす ぶこの 阿弥陀如来あみだにょらい円行寺庵えんぎょうじあん本尊ほんぞん です。
  体部たいぶ前後二材ぜんごにざい からなる 寄木造よせぎづく り(注1)で、 おだ やかな 顔立かおだ ち、 かま かい 螺髪らほつ (注2)など 平安時代後期へいあんじだいこうき特徴とくちょうしめ していますが、 上半身じょうはんしん びがなく、 みみ りが あさ いなど、 平安時代後期へいあんじだいこうき作例さくれい とは こと なる 作風さくふう がみられることから、 平安時代後期へいあんじだいこうき作風さくふう して 造立ぞうりゅう されたもので、 実際じっさい造立年代ぞうりゅうねんだい室町時代むろまちじだいかんが えられています。

 

注1  寄木造よせぎ り…頭部とうぶ胴体部どうたいぶ基本部きほんぶ二材にざい 以上いじょう わせて つく るもの。
注2  螺髪らほつほとけ三十二相さんじゅうにそう頂髻ちょうけいあたまいただきにく隆起りゅうき肉髻にっけい とも ばれる)とともに、 ほとけ頭髪とうはつ特有とくゆう形式けいしき右回みぎまわ りに 螺旋状らせんじょう になっているものをいう。

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