ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地トップページ > 南あわじ市歴史文化遺産 > 所在地でさがす > 榎列・倭文 > 神本寺石造五輪塔(じんぽんじせきぞうごりんとう)

本文

神本寺石造五輪塔(じんぽんじせきぞうごりんとう)

更新日:2021年7月1日更新印刷ページ表示
石造五輪塔
空風輪(左)と火輪上部に彫られた奉籠孔(右)

区分

市指定

分類

有形文化財

種別

建造物

指定年月日

平成21年9月15日

所有者及び管理者

神本寺

所在地

南あわじ市榎列下幡多564

時代または年代

鎌倉時代

備考

大きさ:高さ102センチメートル
素材:凝灰岩

内容

 この 五輪塔ごりんとう は、 榎列えなみ 下幡多しもはだ 地区ちく私有地内しゆうちない にありましたが、 現在げんざい は、 神本寺じんぽんじ 境内けいだいおお安置あんち されています。
  空風輪くうふうりん一石いっせき で、 火輪かりん はやや たか く、 隅棟すみむね勾配こうばい はゆるく、 のきうす真反しんぞ り(注1)です。 上部じょうぶ には 経典きょうてんなに かを おさ めた 円筒状えんとうじょう奉籠孔ほうろうこう (注2)が られています。 水輪すいりん胴部どうぶ は、くるみ がた流麗りゅうれい です。 一般的いっぱんてき地輪じりん方形ほうけい ですが、これは ひく台形状だいけいじょう で、 前面中央ぜんめんちゅうおう あたりに 供物用くもつようおも われる 小穴こあな られており、 ほかれい がありません。 底部ていぶ にも 奉籠孔ほうろうこう られる 二段にだん られた あな があります。

 

注1  真反しんぞ り… 軒反のきぞ りの 一形式いちけいしきのき水平直線すいへいちょくせん でなく、 はし にいくにしたがって 次第しだい がっているもの。
注2  奉籠孔ほうろうこう小仏像しょうぶつぞう経典きょうてん供養品くようひん遺骨いこつつめ遺髪いはつ古銭こせん などを なか れるための あな

<外部リンク>