区分
県指定
分類
記念物
種別
天然記念物
指定年月日
昭和49年3月22日
所有者及び管理者
諭鶴羽神社
所在地
南あわじ市灘黒岩472及び473
内容
諭鶴羽山
の
標高
約
450メートルから
上方
には、
面積
12,600
平方
メートル
余
りに
及
ぶアカガシの
群落
(注1)が
認
められ、アカガシの
極相林
(注2)としては
県下第一
といわれています。この
群落地域
には、
高木層
にスダジイ、ヤマザクラを
混
じえ、
亜高木層
にアカガシ、カクレミノ、イヌグス
等
が、
低木層
にヤブツバキ、ウラジロガシ
等
が
見
られます。また、
多
くの
野鳥
が
生息
し、
夏
にはヒメハルゼミの
大合唱
が
聞
かれます。
秋
にはアサギマダラの
群舞
がみられ、クチキコオロギの
幽
かな
音色
も
林相
に
流
れます。このようにこの
地域
は、
林相
、
面積
、
動植物
の
生息
等
において
類
のない
貴重
な
存在
です。
注1
群落
…
一定
の
自然環境
で、
互
いに
有機的
なつながりをもって
生育
している
様々
な
種類
の
植物
の
集
まり。
注2
極相林
…
植生
は
自然
のままだと
群落
として
発達
し、
最後
は
豊
かな
土壌
の
森林
になります。この
最終段階
に
到達
した
森林
を
極相林
と
呼
びます。