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沼島のウミウ渡来地(ぬしまのうみうとらいち)

更新日:2021年7月1日更新印刷ページ表示
岩礁に集まるウミウとヒメウ

区分

県指定

分類

記念物

種別

天然記念物

指定年月日

昭和46年4月1日

所有者及び管理者

沼島財産区管理会

所在地

南あわじ市沼島南区

内容

 ウミウ( 海鵜うみう )は、 国内こくない では 北海道ほっかいどう本州北部ほんしゅうほくぶ少数しょうすう繁殖はんしょく し、 県下けんか には 冬鳥ふゆどり として 渡来とらい します。 沼島周辺ぬしましゅうへん海域かいいきとく上立神岩かみたてがみいわ西側にしがわ から 仏堂ぶつどういたやく 300メートルの 岸壁がんぺき がウミウの 越冬地えっとうち中心ちゅうしん となり、 昼間ひるま海上かいじょうえさ ります。 夕暮ゆうぐれ れとともにねぐらとする 沼島南岸ぬしまなんがん断崖絶壁だんがいぜっぺき には 数百羽すうひゃくわ にもおよぶ 続々ぞくぞくあつ まり、 日没にちぼつ から ねむ りに はいつか 、あたりは 喧噪けんそうつつ まれます。 ふんしろ になった 岩肌いわはだ にウの 姿すがた がシルエットになり かび がる さま圧巻あっかん です。 過去かこ にはこの とりふん良質りょうしつ肥料ひりょう として きょう されたとも きます。これほどの 集団渡来地しゅうだんとらいち全国的ぜんこくてき にも めずら しく、 大変貴重たいへんきちょう といえます。

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