区分
県指定
分類
記念物
種別
史跡
指定年月日
昭和46年4月1日
所有者及び管理者
養宜館跡保存会
所在地
南あわじ市八木養宜中191ほか
時代または年代
南北朝時代~室町時代
内容
ここは、
中世以来
、
大土居
と
呼
ばれていました。
南北朝
から
室町時代
にかけて180
年
余
りの
守護大名
細川氏
の
居館
でした。
館跡
は、
東西
約
120メートル、
南北
約
250メートルの
敷地
で、
東
・
北
・
南
の
三方
には
山地
と
丘陵
があり、
西
には
成相川
、
北
には
養宜川
が
外堀状
に
流
れ、
館
の
周囲
には
土塁
(注1)と
空濠
(注2)をめぐらせた
長方形
の
豪壮
な
構
えでした。この
館
の
様式
は
中世前期形式
の
城郭
で、
居館
と
政庁
(
守護所
)をかねた
城
に
属
するものです。この
館跡
は、
政庁
の
遺構
の
輪郭
が
存在
する
重要地域
です。
注1
土塁
…
土
を
盛
り
上
げて
築
いたとりで。
注2
空濠
…
水
のない
堀
。
山城
に
多
く、
障害
として
設
けるほか、
城兵
の
通路
などにも
用
いる。