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石盤(せきばん)

更新日:2021年7月1日更新印刷ページ表示
現在の石盤
発掘調査時の様子

区分

県指定

分類

有形文化財

種別

考古資料

指定年月日

平成3年3月30日

所有者及び管理者

個人

所在地

南あわじ市八木馬回

時代または年代

室町時代【応永23年(1416)】

備考

大きさ:口径135~144センチメートル、底径105~113センチメートル、深さ57~63センチメートル
素材:砂岩

内容

  成相寺なりあいじ八木やぎ 馬回うままわりまえみち南東なんとう かって100m ほど すす むと ふる くから「 いし湯釜ゆがま 」と ばれる 石盤せきばん があります。 中央ちゅうおうおお きく ふた つに れ、 口縁部上面こうえんぶじょうめんくちかすがい (注)の あと が2 カ所かしょ あります。 側面そくめん に「 應永二十三年おうえいにじゅうさんねん 」の 刻銘こくめい があることなどから 近世きんせい淡路島あわじしま地誌類ちしるい取上とりあ げられ、その 用途ようと について、「 いし湯釜ゆがま 」の 伝承でんしょう近隣きんりん に「 湯殿ゆどの井手いで 」との 地名ちめいつた わることなどから、この あた りに 施設しせつ があり、その 遺品いひん として のこ されたとする せつ もあります。この 石盤せきばん中世寺院ちゅうせいじいん異色いしょく遺品いひん として 注目ちゅうもく されています。

 

注  かすがい材木ざいもく材木ざいもく とをつなぎとめるために む、 両端りょうたん がった 大釘おおくぎ石材せきざい などの 接続せつぞく むこともある。

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