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木造薬師如来坐像(もくぞうやくしにょらいざぞう)

更新日:2021年7月1日更新印刷ページ表示
鎌倉時代の写実的な表現がみられる薬師如来坐像

区分

県指定

分類

有形文化財

種別

彫刻

指定年月日

昭和37年6月15日

所有者及び管理者

萬勝寺

所在地

南あわじ市阿万上町339

時代または年代

鎌倉時代【建長元年(1249)】

備考

大きさ:高さ86センチメートル

内容

 この ぞう元々もともと正福寺しょうふくじ阿万あま 上町かみまち )の 本尊ほんぞん像内ぞうない かれている 墨書ぼくしょ から、 鎌倉時代かまくらじだい建長けんちょう 元年がんねん (1249)にこのあたりの 豪族ごうぞく だった 平兼友たいらのかねとも願主がんしゅ として、 大仏師だいぶっし 善慶ぜんけい によって つく られたことがわかっています。やや 人間味にんげんみ のある かお つきをして、ゆったりと かま えた 姿すがた自然しぜんかん じで 法衣ほうえ につけているところなどには、きわめて 写実的しゃじつてき表現ひょうげん がみられ、 運慶うんけい などにより された 鎌倉新様かまくらしんよう作風さくふう がよく あらわ されています。
  淡路島内あわじとうないのこ仏像ぶつぞうなか で、 造立年次ぞうりゅうねんじ願主がんしゅ作者さくしゃあき らかになっている 貴重きちょう仏像ぶつぞう です。

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