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石造五輪塔(せきぞうごりんとう)

更新日:2021年7月1日更新印刷ページ表示
梶原景時の墓と伝えられている石造五輪塔(中央右)

区分

県指定

分類

有形文化財

種別

建造物

指定年月日

昭和46年4月1日

所有者及び管理者

神宮寺

所在地

南あわじ市沼島2523

時代または年代

鎌倉時代前期

備考

大きさ:高さ137センチメートル

内容

  沼島ぬしま神宮寺じんぐうじ墓地内ぼちない に、 おなたか さの 五輪塔ごりんとう が2 なら んで てられていますが、 指定物件していぶっけん かって 右側みぎがわ の1 です。
  全体的ぜんたいてき経年けいねん による 風化ふうか られますが、 全体ぜんたい としてよく 保存ほぞん されています。 一番下いちばんした地輪じりん底辺ていへん がやや なが めの 台形状だいけいじょう となっており、 かさ部分ぶぶん火輪かりんのき真反しんぞ り(注1)で 軒口のきぐち (注2)が ほそ いことなど 年代ねんだいふる さが あらわ れています。また、 各輪かくりん各面かくめん には 種子しゅじ (注3)が ふかきざ まれており、その 刻法こくほうふる いものです。 地元じもと では 梶原景時かじわらかげときはかつた えられており、この とう てられた 年代ねんだい様式手法上ようしきじゅほうじょう もほぼその 伝承でんしょうちか鎌倉時代前期かまくらじだいぜんき のものと られています。
  淡路島内あわじとうない石造遺品せきぞういせきふるれい として 貴重きちょう なものです。

注1  真反しんぞ り… 軒反のきぞ りの 一形式いちけいしきのき水平直線すいへいちょくせん でなく、 はし にいくにしたがって 次第しだい がっているもの。
注2  軒口のきぐちのき のはし。
注3  種子しゅじ密教みっきょうほとけ菩薩ぼさつ標示ひょうじ する 梵字ぼんじ

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